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2013年12月6日金曜日

【今日の布】 萩流水模様小袖裂(はぎりゅうすいもようこそでぎれ)


現在、女子美術大学美術館のツイッターでは 、
「今日の布」と題し、女子美術大学美術館の所蔵の染織品をご紹介しております。
今後は、ツイッターと連動させ、
ツイッターでは紹介しきれなかった情報などをこちらのブログでご紹介していきたいと思います。
ツイッターと併せて、お楽しみ頂ければ幸いです。

さて、今回は「萩流水模様小袖裂」をご紹介。


制作年代 19世紀(江戸時代)
素材・技法 縮緬地 友禅染・刺繍
作品番号 1101-467
来歴 旧カネボウコレクション

絹製の絽織りという生地に立涌模様と牡丹、葵の花が表現された武家女性の小袖の一部。絽は初夏の衣料として用いられます。牡丹と葵が表現されているので、春先から初夏にかけて着用されていたと考えられます。

こちらの裂は、現在、女子美術大学杉並キャンパスにある女子美術大学歴史資料展示室の女子美術大学美術館コレクション公開スペースにて展示中です。


女子美術大学美術館コレクション公開 第14回 『 日本の裂 秋を彩る草花 partⅡ 』
2013年12月4日(水)~2014年1月20日(月)
女子美術大学歴史資料展示室
 ⇒ 女子美術大学歴史資料室ウェブサイト